ファンが余ってたので治具制作(前半(予定))

特に自宅なんかの環境がちゃんとしてない所で半田ごてを延々と使ってると煙くして仕方がない…かどうかはさておき、何がどうなったか排煙用のファンをサクっと作ってみることに。ちなみに、この手のツール的な物を治具と呼ぶそうです。

先にお断りしておきますが、排煙と言うより拡散です(ここ重要。さらに、実際はファンにただ足を付けて電源繋げただけと言う、その手の方々からすれば簡単な事ですので過度な期待はしないでください(定型句。

とは言いつつ、意外と需要があるみたいなので作り方の説明。

ジャンク品が溜まりに溜まった箱の中から適当なPCケース用のファンを1つ取り出します。だいたいのファンには回転数検知用の信号線があると思うので、その信号レベルを適当に変換してからPICに放り込み、パルス数をカウントしてから4桁分の7セグLEDに回転数(rpm)をダイナミック点灯で表示。同じくPICのADに繋いだボリュームの抵抗値を読み取ってモータードライバをPWM制御して回転数を可変させる方向で…行きません(`・ω・´)

いや、ここまでやったら面白いんでしょうけど、兎をさばくのに牛刀を持ち出すような…ねぇ(´・ω・)
ちょっといいファンコンとかはやってると思うんですが。

前述した制御は後々暇があったらやってみるぐらいの勢いで、実際には単純に12V用のファンにACDCコンバータ(ACアダプタ)で12Vを印加して、回転数の制御はボリュームをファンとシリーズ(直列)に接続する簡単な方法で乗り切ろうと思います。


今回は(たぶん)前半と言うことで、まずは電気周りは置いといてファンとその固定方法から。まず完成品は以下の通り。これでイメージが掴めればいいんですが。手書きの図面すら用意してないので…。



シンプルに行きたいので、今回はスペーサーを持ち出してきました。このスペーサーってのは、片方がネジのオス、逆側がメスになってます。基板をケースから持ち上げて取り付ける時とかに使います。



ちなみに今回は短いのしか確保で気なかったので1つの足に2本繋げて使います。長いのがあれば(もしくは短くてよければ)1本で充分。スペーサーはたぶん工具(ネジ、ボルト類)を扱ってるホームセンターや電気部品店(鹿児島だと明昭堂)に売ってると思います。



さらに、スペーサーのネジ部分が出てると見た目よろしくないのと、置いた時机に傷が着くのでネジ部分を隠すためのナットとS字スペーサーも用意しました。これも不要であれば要りません。





で、これを4本用意します。



以下、蛇足。金属部分が見えてると電気を扱う上では結構怖いので足を絶縁体でカバーします。今回カバーに使うのは熱収縮チューブ。温めると縮んで行く面白いチューブです。これもたぶん大きめのホームセンターとかなら扱ってる…かも。

カバーの仕方は至って簡単。先程作った足より短めにカットした熱収縮チューブを足の本数だけ用意します。



で、チューブに足を通して加熱!通常のドライヤーではちょっとパワー不足かも知れません。本来ならヒートガンを使うところですが、ライターやガスコンロで焙るのも可(ぉ。「可」と書いておきながら何ですが、やる時は火傷はともかく火事には絶対に気をつけてください。こちらでは責任持てませんのであしからず。



で、加熱するとこんな感じにぴっちりになります。



これが出来たらいよいよ足をファンに取り付け。ファンの厚みより長いネジを用意して、ファンの片方からネジを通してファンのもう片方、ネジのはみ出た部分にスペーサーのメス側を取り付け挟んで固定します。





この時、吸引側と排気側を間違えないように気をつけてください(たいていファンに羽の回転方向と空気の流れが書いてあります)。結局使い方次第なんですが、今回は足のある方向に排気させます。で、他の足も取り付けたらはい完成。



足を4本付ける事でファンを直立させて煙やガスを吸引、拡散(排気)させるのもよし。ファンを水平にして下向きに風を送って足元に置いたものを冷却させるもよしと使い方色々。ちなみに風量さえあれば卓上扇風機にもなりますw。

今回スペーサーはφ4の物を使いました。もしスペーサーが手に入らない場合は、同じくφ4ぐらいで適度に長いネジと、内径がネジよりちょっと太くて、長さがネジと同じぐらいのパイプ(硬いもの推奨)があれば代用出来ます。まずネジをファンに差し込んで、スペーサーの代わりにパイプを逆からネジに通してナットで締めて挟む、みたいな。(後日手書きでも図を掲載予定)


以上で形だけは出来た訳ですが、羽がむき出しだと指などを突っ込むと危ないことこの上ないのでPCバーツショップからファンガードを買ってきて取り付けましょう。と言うか、写真にはありませんがアルミメッシュのガードを取り付けます(これも後日)。あと、本当に排気させる気があるのなら、ファンにダクトを付けるといいです。

今回はスペーサーを使ってこんな形で作りましたが、これはほんの一例。自分の目的に合わせてどう組み立てるかが工作の楽しみでもあるので、これが何かの参考に無ればなと思います。と言うか、スペーサーとか普通に手に入る部材なのだろうか(´・ω・)なぜか持ってたりしますが。とにかく、百均やホームセンターでも回って、これは使えそう!と色々考えるのが楽しいんです。


さて、次回があるとして(ぇ)、次は電気周り。と言っても、電源とボリュームを繋げるだけなんですが。次は電気用の部品やコネクタを使うので物の入手が多少ハードル上がりますが、まぁそれはそれで参考程度と言うことでここは一つ。